ガンダムSEED Destiny ＃３４「悪夢」

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ガンダムSEED　Destiny　＃３４　「悪夢」

 

お断り

 自分は根っからのガノタなので、SEEDも一応ネタアニメとして見ていますが、まったく評価していません。

ですから、この感想はかなり悪意痛烈な批判がありますので、SEEDシリーズが好きな人はここから先を読まないようにしてください。

 

アバン：

 

 あいかわらず長いアバンですが、前回の議長演説が延々と続きます。途中にユウナ登場！　あなた生きてたんだね。しかし、どうやって戦場から帰還したのか？まさかオーブの艦艇で喜望峰回って帰ってきたのか？　そして、いつものカゴリの独り言に続いて、我等がキラ様のありがたいお言葉ｷﾀ━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━ !!

「今までとは違う何かが、大きく動こうとしている。そんな感じがします。」

って、また「何かが」と「感じがします」ですか、そうですか・・・

 

本編：

 

 ザフト地上部隊の追撃を受けるAA。前回のベルリン戦の後、シンがステラを魚の餌に湖に葬ったり、フリーダムのバンクを鑑賞対策を練っていたり、かなりの時間が経過しているはずですが、（おそらく東欧と思われる）こんな場所でちんたら何をしていたのでしょうか？　壊滅したとされる他の都市で、ラクス教の信者となる孤児でも集めていたのでしょうか？　ザフト地上部隊の奮闘むなしく、フリーダムの虹色怪光線で次々に撃墜されるバビ。辛うじてAAまでたどり着いた部隊も攻撃がすべて魔乳艦長のおっぱいバリアですべてはじき返されてしまいます。

AA追撃を命令されたミネルバ艦内では、大佐が病気を再発させる作戦に抗議したところ、タリアには正論で返され、シンには完璧に無視されます。相変わらず空気が読めない人ですね＾＾；

そして、ミネルバが戦闘地域に到着し、シンのインパルスが出撃しますが・・・

なんで通常の出撃シーンバンクやねん！

今回で一番腹のたったシーンです。シンはステラが好きだったんでしょ？そのステラが死ぬ原因となった憎きフリーダムを倒しにいくんでしょ？その為にいろいろ対策してたんでしょ？普通はここで、その決意や敵意をあらわすでしょ？「ステラ今から仇をとってやる」とか「フリーダム覚悟しろ」、他にもメイリンヘ「インパルスの各パーツ、シルエットをいつでも射出可能にしておけ」とか色々あるんじゃないですか？それが普通に「シン･アスカ、フリーダム発進します」って何事ですか！「出撃シーンはバンク使えて手抜きできて楽だなぁ」くらいにしか考えていないんですか。

 

 ちょっと熱くなりすぎたのでクールダウン＾＾　ミネルバはいきなりAAの目の前に出現します。これだけでもありえないのですが、この至近距離からのミネルバ主砲の砲撃をAA回避！ノイマン凄すぎです。あなたは間違いなくNTです。ミネルバへ直撃させようとしないAAに対してタリアは降伏を勧めますが、魔乳艦長、さすがラクス教信者だけあって意味不明な質問はぐらかしで降伏を拒否して海を目指します。

 

 さて、今回一番注目を集めていた、シン対キラの場面ですが、今までにない様々なアイデアを駆使して戦います。なぜ今までそれをしなかったという突っ込みがいたるところで聞かれますが、とりあえず挙げてみると：

１．フリーダムのビームライフルを「サッ」と回避

２．シールドを投げつけ、それに反射させて攻撃

３．チェストフライヤーをぶつけてそれを攻撃

４．ビームサーベルをオープンゲットで回避

５．対艦刀をフォースシルエットのままで使用

今までの動きの無い戦闘に比べれば何倍もましなんですが、突っ込みどころも満載です・・・

１は、「フリーダムはメインカメラか手足しか狙ってこない」（レイ談）ので、あらかじめ予測して最小の動きで回避したそうですが、この距離をビームが通貨するとU.C.なら頭部焼けてますな＾＾；　そもそも、そんな微妙な動きをするくらいならちゃんと避けてください。

２は、シールドはいつからビームを吸収するんじゃなくて反射するようになったんでしょうか？しかもその距離と角度なら普通に撃ったほうが当たる気がするのは気のせいでしょうか？

３は、いつも一瞬でMSを達磨にしたキラ様がなぜ真っ直ぐにくるパーツごときに手間取るのでしょうか？しかもPS装甲はどうした？体当たりとバルカンくらいへっちゃらでしょ？その後の再合体も本家のVでは信号弾を発射してタイミングを取ったり、飛んでくるパーツを狙われたりして苦労をしているのに対して、こちらは何の不都合もなくあっさり合体します。しかもわざわざ前投面積を最大にして「フリーダムさん狙ってね」と言わんばかりに上昇しながらの合体です。どうせパクるならもっと上手にしてください。

４は、それくらい予測が出来るなら（ｒｙ

５は、ソードシルエットはいらない子ですか、そうですか・・・

ついでに、「本物だ」、「いやクローンだ」と論争となっていたフラガマンですが、「まったくいつもこの艦は」と言っているので、おそらく本物でしょう。これで彼は「不可能を可能にする男」から「不条理を脚本家の都合でごり押しする男」になりましたね（ﾔﾚﾔﾚ

 

 そして対艦刀を構えたフォースインパルスがフリーダムへ突撃。ここでも先端にはビーム（レーザー）が無いはずの対艦刀の先端が何故か光っています。設定画やプラモで確かそうだったはずですが何故でしょう？ザフト脅威のメカニズムか？それとも今までの情報が「一部媒体」でのものだったのでしょうか？そして遂にフリーダムを串刺しに！！　しかし、

残念！フリーダムのコクピットは胸部ですから。自軍製MSの情報はちゃんとチェックしましょう切り！

ということで、数週間後にはキラ復活は確定ですからねぇ・・・　これだけ情報出しておいてこの演出されても、どうなのよ、ってところですか。

その後のシンの演技はお世辞抜きで素晴らしかったですね。主役の座をキラ様に奪われていた無念をはらしたステラの復讐を果たした心情をよく表していたと思います。それだけに、出撃シーンとの剥離に怒りのボルテージも高まります。「何故ステラにそこまで入れ込むのか」、とか今までの命令無視な行動とかは抜きにしてですが・・・　まあ、中の人も大変ですね＾＾

 

おまけ：

　ドムはピンク頭が管理しているようですね・・・　orz

コメント 2

ＴＢありがとうございました。
この時に及んでも発進シーンが使いまわしなのは、同じく脱力しました…。「メイリン！シルエットフライヤーはいつでもスタンバイしておけ！」こんな台詞を言っていてくれたら、より一層楽しめる戦闘になったでしょうねっ
あー、惜しい。
by 橘葉 (2005-06-16 22:12) 

＞橘葉さん
コメントありがとうございます。
同じ感想を持っていた方がいらっしゃって嬉しく思います＾＾
面白くなるところをわざわざ捨てているのは本当になんなんでしょうね？
これからもお時間があれば遊びにきてください！！
by エムジェイ (2005-06-17 06:05)