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西尾維新「憑物語 よつぎドール」感想 [ラノベ]

アキバ055.jpg

前作「恋物語」から時間が少し空きましたが(西尾先生的に)、ついに物語シリーズ最新作「憑物語 よつぎドール」が発売となりました!
表紙はタイトル通りの余接ちゃんがVOFANさんの手では初イラスト化です^^

以下、激しくネタバレを含みますので、未読の方・これから読む予定の方はご注意ください!


ファイナルシーズンの名付けられた今シリーズ、もちろんストーリーテラーは我らが阿良々木さんでした!
前作では思いっきり肩すかしをくらってしまったものの(それはそれで面白かったが)、やはり阿良々木さんの一人語りなくてはこのシリーズ締まりませんよね。

いつも通りというか、お約束というか、今回も始まって80ページは目覚ましについてのウンチクと月火ちゃんとお風呂に一緒に入るという

月日ちゃんと一緒にお風呂にはいる

大事なことなので2回言いました。

という無軌道ぶりですw

「喜多村さんと井口さんの声で」
「阿良々木三兄弟での予告編」
「タイトル・都条例」
「うわお。余接ちゃんはこんなパンツを。フィギュア化するとき大変だぜ。」
とかメタなネタも全開です。

サブタイが「よつぎドール」となっていますが、こちらもいつものごとくフェイクというか今作を含めたファイナルシーズンは阿良々木さんの鬼についての物語でした。
カバーに「100パーセント終焉に向かう小説です」と書いてあるとおり、偽物語で始まった阿良々木さんの鬼について今までモラトリアムであった問題を解決していく物語であると言えるでしょう。
その問題が解決した時に、忍との関係がどういう風に変わっていくのか、それとも変わらないのか、常に変わらない関係などないとはいうものの心配になる部分です。


さて、それぞれの登場人物についての感想など・・・


阿良々木さん
今回も鬼のおにーちゃんは健在でした!
彼の鬼っぷりを簡単にあげてみると、

火憐ちゃんの足をなめる
月火ちゃんと一緒に風呂に入って洗いっこ
裸の月火ちゃんの首を固定してキス寸前に
上半身裸の月火ちゃんを抱きしめる
平然と忍の胸を揉む
クレーンゲームで取った余接ちゃんのスカートをめくる
余接ちゃんに足をなめさせる
後ろから余接ちゃんのスカートをめくる

うん、普通に鬼畜ですなw

今までは他人のために行動すること、「正義マンbyガハラさん」が阿良々木さんの行動原理だったのですが、今回は自分の問題と正面向いて対峙しなくてはならなくなってしまいます。
しかも、それが明らかに仕組まれたものであっても、あえてその道を選ぶであろうということが問題を難しくしていますね。
Fateの衛宮士郎と同じで、すべてを救おうとしているにも関わらずその中に自分が入っていないのが歪みと言ってもいいのかもしれません。
あと2巻でどんな選択を迫られるのか目が離せませんね。


忍野忍

今巻ではかわいい忍が全開!
ドーナツに釣られて片手あげて登場したり、頭踏まれてへこんだり、ハッタリでドレス着てみたり西尾先生がノリノリで書いている姿が想像できそうですw
正弦との対峙の前に言った言葉は、阿良々木さんは激励と捉えたようですが、忍の心中を考えるとおそらく本音だったのでしょうね。


阿良々木月火

今回もとてつもなくピーキーでしたw
「分かった。いいよ、お兄ちゃん」って脳内で井口ボイスでリピートしちゃったじゃないですか!
というか、どこまでいいのか気になって眠れません(バカ
願掛けで髪を伸ばしているとのことですが、それが何に関係しているのか気になりますね。


戦場ヶ原ひたぎ

いや、キャラが凄いことに・・・w
まさか「こよこよ」なんて愛称がガハラさんの口から聞けるとはwww
阿良々木さん愛され過ぎです!爆死しろ!!!


影縫余弦

登場の仕方がエキセントリックw
正弦の言っていた「呪い」というものが阿良々木さんにも関係してくるものなのかどうか。
味方ならとても頼もしいですが、敵になるとなると厄介ですね。
これからの彼女の立ち位置がどうなるのか・・・


斧乃木余接

傾物語でも若干語られていましたが、今回さらに多くのことが明かされました。
「人間の形をした化物」と「化物になりつつある人間」の対比が最後に明確にされましたね。
「それが聞けて良かった」というセリフはとても重かったです。
おちゃらけているようで、時々核心を突いた言葉を発するのにドキッとします。
阿良々木家に居候することになって、忍との関係がどうなるのか楽しみですw


手折正弦

まさかのあっという間の退場!
しかし、語っていることは興味深かったですね。
彼の言う「キャスティング」や「忍野を探せ」といった言葉が今後どういった影響があるのか?


忍野扇

いかにも、全くもって怪しすぎます!
今までも出てくるときには怪しさが漂っていましたが、今回はそれを全然隠そうとしませんでしたね。
次の巻が「おおぎダーク」と銘打たれているように彼が何を考え企んでいるのかが物語の核心なのでしょうね。
でも、いかにも怪しすぎて、逆に怪しくないような・・・
深読みしすぎですかね?


阿良々木さんの吸血鬼化がどうなるのか、再び血を吸わせる事態があるのかどうか?
忍野メメの再登場があるのか?
阿良々木さんの妹たちの貞操は保たれるのか?
残り2巻本当に楽しみです!



憑物語

憑物語

  • 作者: 西尾 維新
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2012/09/27
  • メディア: 単行本



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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2012/09/28
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コメント 8

水銀

エムジェイ さん、ちわっす

今回も気になるネタ満載ですねぇ~w
月火たんが気になるなぁ(^^)

うーん、ラノベとか読むのいまだに苦手なんだよなぁ(^^;
でもやっぱり買ってみようかな~
エムジェイさんは紹介が上手すぎるので、欲しくなるので困るw
by 水銀 (2012-09-28 07:25) 

とおえ

忍野扇って女の子じゃなかったっけ?


by とおえ (2012-09-29 04:25) 

エムジェイ

水銀さん、こんちわっす!

>今回も気になるネタ満載ですねぇ~w
>月火たんが気になるなぁ(^^)
阿良々木さんの辞書には躊躇という文字はありませんw
月火たんは・・・ 最近は井口ボイスで再生されるので本当に堪りませんよ!

>うーん、ラノベとか読むのいまだに苦手なんだよなぁ(^^;
>でもやっぱり買ってみようかな~
西尾維新さんの文章は本当に巧みで、文字を追って行くだけでも本当に感心することが多いです。
アニメを見たうえで文章を読み返すと更にいろいろな発見があると思うので、是非是非化物語シリーズは読んでいただきたいです^^

>エムジェイさんは紹介が上手すぎるので、欲しくなるので困るw
いやぁ、お褒めの言葉はありがたいのですが、いつも自分の文章力のなさに涙しています><
特に今回のような素晴らしい「本の力」を見せられた後だと痛感します。
というわけで、是非ご一読を(セールスw
by エムジェイ (2012-09-30 19:10) 

エムジェイ

とおえさん、コメントありがとうございます!

>忍野扇って女の子じゃなかったっけ?
そうなんですよね!
ここら辺が次巻で明かされるのかと思いますが、扇が初登場の時は男性だったのですよね。
なので、自分の中では男キャラ扱いしているので思わず「彼」と書いてしまいました。
細かいところまで読んでいただいてありがとうございます!
by エムジェイ (2012-09-30 19:13) 

KIP

通りすがりにはじめまして
憑物語 感想でぐぐって感想拝見して共感しました!
まさに鬼の鬼いちゃんは鬼畜でしたねw

今回初登場即退場した正弦さんの発言の真相や
阿良々木さんの出自(生まれついての吸血鬼、や斧乃木ちゃんの「先に両親に説明したい」発言等)気になってしょうがない伏線、発言がそこかしこに散りばめられていて
後2冊で本当に終わるのか!?っていう印象が強いですね

あと月火ちゃんの『願掛け』は阿良々木さんの『合格祈願』かな?って思いました!

忍野扇に関しては以前から幕間や終劇にちょっと出てきては意味深な事を言っているので私を含む多くの読者は斧乃木ちゃんと同じく「ラスボス」という認識が多いんでしょうが
正弦の言葉を借りて「演じさせられて居る」のであると考えると
『全てが正しくあるように調整する役』を演じさせられているという考え方も出来ますよね…

そういった意味では「全てに対して中立」を貫ける忍野メメさんこそが真の黒幕では…と邪推してしまったりw

最後になりましたが
突然のコメント、長文、そして妄想乱文大変失礼致しました!
これから寒くなる季節なのでお体に気をつけて、各コンテンツの感想等頑張ってくださいませ!
by KIP (2012-10-18 06:24) 

じp

月日のお師匠様が忍野メメという可能性はありですか?
それともなしだと思いますか?
灯台下暗し的なかんじではないのでしょうか・・・。
by じp (2012-10-18 09:04) 

エムジェイ

KIPさん、コメントありがとうございます!

>通りすがりにはじめまして
はじめまして^^

>憑物語 感想でぐぐって感想拝見して共感しました!
>まさに鬼の鬼いちゃんは鬼畜でしたねw
わざわざ拝見していただき、このようなコメント頂きましてありがとうございます!
鬼の鬼いちゃんの鬼畜度はどんどんアップしていますねw
これも吸血鬼化が進んでいるということなのでしょうかw

>今回初登場即退場した正弦さんの発言の真相や阿良々木さんの出自(生まれついての吸血鬼、や斧乃木ちゃんの「先に両親に説明したい」発言等)気になってしょうがない伏線、発言がそこかしこに散りばめられていて後2冊で本当に終わるのか!?っていう印象が強いですね

阿良々木さん本人のことについては意図的にか伏せられていたことが多かったので、今回色々な要素が出てきてビックリすることが多かったですよね。
特に正弦のセリフには今後の展開にかかわるものが多かったように思えます。
ただ話としては、阿良々木さんが無事に大学生になって車に乗ることは書かれていることなので、ここと整合性をとりつつ解決に向かってどう展開していくのか大変気になりますね。

>あと月火ちゃんの『願掛け』は阿良々木さんの『合格祈願』かな?って思いました!
それもアリですね。
自分としては、髪を伸ばし始めたのが月火フェニックス以降なので、それと関係あるのかな、と想像しました。
本編で語られるかどうか分かりませんが一体何なのでしょうね。

>忍野扇に関しては以前から幕間や終劇にちょっと出てきては意味深な事を言っているので私を含む多くの読者は斧乃木ちゃんと同じく「ラスボス」という認識が多いんでしょうが
正弦の言葉を借りて「演じさせられて居る」のであると考えると
『全てが正しくあるように調整する役』を演じさせられているという考え方も出来ますよね…
やはり読者としては、奴は怪しいと思っちゃいますよねw
でも、まさか正弦との対峙の前に出てきてべらべらしゃべりまわるとは思いませんでした。
『全てが正しくあるように調整する役』というのも臥煙さんグループとはどう関係あるのかも注目点ですね。

>そういった意味では「全てに対して中立」を貫ける忍野メメさんこそが真の黒幕では…と邪推してしまったりw
黒幕かどうかはともかく、メメが登場するときがこの作品のクライマックスになる気がしますが、そう簡単なカタルシスを与えてくれる西尾先生とも思えませんw

>突然のコメント、長文、そして妄想乱文大変失礼致しました!
>これから寒くなる季節なのでお体に気をつけて、各コンテンツの感想等頑張ってくださいませ!
とても楽しく拝見させていただきました。
コメントを返すのに時間が掛かってしまい、こちらこそ申し訳ありませんでした。
これからもマイペースで続けて逝きたいと考えていますので、よろしかったら見に来てください^^
本当にありがとうございました^^
by エムジェイ (2012-10-22 23:14) 

エムジェイ

じpさん、コメントありがとうございました!

>月日のお師匠様が忍野メメという可能性はありですか?
>それともなしだと思いますか?
えっと、火憐ちゃんの空手の師匠のことでしょうか?
もしそうなら、それは面白い発想ですね!
あの師匠の空手(?)はすさまじかったですからねw
しかし、羽川が海外に行くくらい探しているのに見つからないという時点で、そこまで身近な人物だとさすがに引っかかる気がします。
とくにファイヤーシスターズとしては羽川には心酔しているようなので隠すことでもないでしょうし。

>灯台下暗し的なかんじではないのでしょうか・・・。
しかし、そういったところに意外とメメさん隠れていることはあるのかもしれませんね!
ここまで期待値が上がっているので再登場させるのは本当に難しいと思います。
by エムジェイ (2012-10-22 23:19) 

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